概要
皆さんは、「総合診療医」というお医者さんをご存知でしょうか?病院を受診しても診療科が細かく分かれていて、自分の病気がどこで診てもらえるのか不安になったことはありませんか?
総合診療医の主な仕事の一つが、臓器別専門診療科の垣根を超えて幅広く病気を診ることです。超少子高齢化社会である今の日本だからこそ、ますます必要性が高まっていくだろうと私たちは考えます。
そこで今回、実際の現場で「総合診療医」としてご活躍されている3人の先生方をお招きし、実際の症例をもとに診断に至るまでのプロセスを解説して頂きます。総合診療のプロが提示する問題に、学生・研修医が挑戦します。
- 【日時】14日(土)13時〜17時
- 【場所】医学部本館3階 大講堂
- 【参加費】無料
- 【対象】医療系学生(学年不問)及び一般の方
講師紹介
青木 眞先生(座長)
あおき まこと
感染症コンサルタント1979年弘前大医学部卒。沖縄県立中部病院、米国ケンタッキー大などで研修。その間、国立療養所宮古南静園などに勤務。92年に帰国し、聖路加国際病院、国立国際医療センター勤務等を経て、2000年より現職。米国感染症内科専門医。
西村 真紀先生
にしむら まき
高知大学医学部 家庭医療学講座 准教授高校教員を経て、1997年東海大医学部卒。医学部5年時のイギリス留学で家庭医療に出会う。東京ほくと医療生協王子生協病院などで研修、2006年より川崎医療生協あさお診療所所長を務めた後、2016年より現職。家庭医療の第一人者。
徳田 安春先生
とくだ やすはる
(独)地域医療機能推進機構 総合診療顧問1988年琉球大医学部卒業。沖縄県立中部病院、聖路加国際病院、水戸協同病院などを経て、2014年より現職。筑波大学客員教授、株式会社総合診療医学教育研究所CEOを兼務。「闘魂外来」と呼ばれる独特の臨床実習が人気を博している。
生坂 政臣先生
いくさか まさとみ
千葉大学医学部附属病院 総合診療科 教授1985年鳥取大医学部卒業。東京女子医科大学病院、米国アイオワ大家庭医療学レジデント、聖マリアンナ医科大学病院、生坂医院などを経て、2003年より現職。総合診療の第一人者であり、診断推論の分野で屈指のエキスパート。
トップへスケジュール
- 12:30- 開場
- 13:00-14:00 カンファ第1部(西村先生)
- <休憩>
- 14:15-15:15 カンファ第2部(徳田先生)
- <休憩>
- 15:30-16:30 カンファ第3部(生坂先生)
※途中入室は休憩時間に限らせて頂きますが、カンファレンス中の途中退室は可能です。
当日のご案内も残席に応じて受け付けておりますので、各回開始時間前にお越しくださいませ。