毎年著名な講師をお招きしております。本年度はそれぞれ異なるテーマで、なんと盛りだくさんの4本立てとなっております。お電話( 090-7420-5827: 当日まで)での申し込み・お問い合わせも可。
日時:タイムテーブル(ここからリンク)をご確認ください。
場所:3F大講堂、鉄門記念講堂
学生質問企画&模擬授業「―研究者の半生」5/20 15時30分~17時
基調講演「命を支えるということ」5/21(日)10時30分~12時
パネルディスカッション「ネットは医療を変えるのか〜Truth vs Post Truth〜」5/21(日)13時30分~15時
講演会「笑いの診察室 出張編」5/21(日)15時30分~17時
※メールアドレスの誤入力が多くなっております。お申し込みいただいて1日以内にメールが送信されない場合は、今一度メールアドレスの確認をお願いします。
当落はございません。申し込み完了メールが届きましたら当日お越し下さい。
講演会当日の申し込みについてですが、事前申し込みが締め切られた講演会も含め、全ての講演会で当日申し込みの席をご用意しております。 当日申し込み方法は、当日枠と、キャンセルがあった場合に設けられる追加枠の2通りあります。
当日枠の申し込みは開催日当日朝9時から開始30分前まで先着順にて、本館1階グッズ受付にて当日券を受け付けております。
また,講演会開始30分前より、事前申し込みのキャンセル分の席が追加枠で申し込みできます。こちらは各会場の前にて受け付ける形となります。当日枠の申込みとは異なりますのでご注意ください。
お陰様で本講演会の事前申し込み枠は満席となりました。当日先着順での席もご用意しておりますので、残念ながら時期を逃してしまった方もこぞってお越しください。
一般の方々にとって研究者は馴染みのない存在であり、どのような人生を送り、何に突き動かされているのかはベールに包まれていると思います。
今回の模擬授業では本学医学部の水島昇先生に、医学研究者としての半生も交えた授業をお願いすることができました。
水島昇先生は、5年間医者として働かれたのち、2016年度ノーベル生理学・医学賞を受賞された大隅良典先生のもとに飛び込み、オートファジー研究の飛躍的な発展をサポートされ、ノーベル賞候補にも長年名前が載っておられました。現在も研究の最先端でご活躍されております。
医学部の学生からは、学問への興味をそそられる素晴らしい授業で大変評判の先生です。短い時間ではありますが、現在の東大医学部での授業の一端を、是非味わってみて下さい。
なお模擬授業に先んじ、来場者の皆様から当学部生への自由な質問を檀上の学生が回答する質問回答企画も30分ほど前座として予定しております。出演学生:青木寛泰(医学科4年)・田村旺子(医学科4年)・水上颯(医学科4年)
◯東京大学大学院医学系研究科分子生物学講座 水島昇教授
[ご経歴]
1996年、東京医科歯科大学大学院医学研究科博士課程修了、医学博士。
1997年、岡崎国立共同研究機構・基礎生物学研究所の大隅良典教授の下でオートファジーの研究を開始。
財団法人東京都医学研究機構・東京都臨床医学総合研究所室長を経て2006年東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科教授、2012年東京大学大学院医学系研究科教授。
2008年日本学術振興会賞、日本生化学会柿内三郎記念賞、2011年 武田医学賞、2016年 上原賞、持田記念学術賞、2017年 高峰記念第一三共賞などを受賞。
著書に『細胞が自分を食べる オートファジーの謎』。
今年度の五月祭医学部企画「プロジェクトH」は、「病気を治すだけが医療ではない」というコンセプトのもと、医療の根本に立ち返って、地域のケアも含めた全人的な医療の可能性を提示することに焦点を当てています。そのコンセプトと大きく合致したキャリアを歩まれておられる、鎌田實氏による基調講演を催します。地域医療のみならず、海外医療支援にも携わっていらっしゃる鎌田先生のお話を通じて、全人的な医療の在り方を感じ取って頂ければ幸いです。
基調講演「命を支えるということ」 鎌田實先生 5/21(日)10時30分~12時 →申し込みフォームはこちら
◯医師・作家 鎌田實先生
[ご経歴]
東京医科歯科大学医学部卒業後、長野県・諏訪中央病院へ赴任。30代で院長となり、潰れかけていた病院を再生させた。「健康づくり運動」を実践し、脳卒中死亡率の高かった長野県はいまや長寿日本一、医療費も安い地域となった。
一方 1991年より約25年間、ベラルーシ共和国の放射能汚染地帯へ100回を超える医師団を派遣し、約14億円の医薬品を支援してきた(JCF)。 2004年にはイラク支援を開始。イラクの4つの小児病院へ10年間で4億円の薬を送り、凶暴な過激派集団「イスラム国」が暴れ、空爆が行われているイラク北部の都市アルビルを拠点に、難民キャンプでの診察を続けている(JIM-NET)。
東北の被災者支援にもいち早く取り組み、「がんばらない」「1%はだれかのために」と言いながら、多方面で常に100%以上の精力的な活動を行っている。
近年、インターネット上の無根拠な医療情報が問題となっています。 インターネットで手軽に情報を得られるようになった一方、不正確な情報の氾濫によって健康被害を受けている方も少なからずいらっしゃいます。
そのような問題の背景には、「医療情報」そのものの難しさや、社会構造が潜んでいます。例えば、近年話題の代替医療にはどのような問題点があるのでしょうか。あるいは、なぜ有効だと言う人がいてもなかなか広まらないのでしょうか。
メディア論や、医療情報に携わっている方々、現役の医師など、さまざまな切り口からのパネルディスカッションを催し、お客様と一緒に改めてこの問題を考えてみようと思います。
演者としては、
にご登壇頂きます。
パネルディスカッション「ネットは医療を変えるのか〜Truth vs Post Truth〜」 津田大介様 豊田剛一郎先生 大野智先生 5/21(日)13時30分~15時 →申し込みフォームはこちら
◯ジャーナリスト/メディア・アクティビスト/ポリタス編集長 津田大介様
[ご経歴]
1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。早稲田大学文学学術院教授(2017~2019)。
テレ朝チャンネル2「津田大介 日本にプラス+」キャスター。J-WAVE「JAM THE WORLD」ナビゲーター。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。株式会社ナターシャCo-Founder。)
◯株式会社メドレー 代表取締役医師 豊田 剛一郎
[ご経歴]
1984年生まれ。医師・米国医師。東京大学医学部卒業後、脳神経外科医として勤務。
米国での脳研究成果は国際的学術雑誌の表紙を飾る。
日米での医師経験を通じて、日本の医療の将来に対する危機感を強く感じ、医療を変革するために臨床現場を離れることを決意。
マッキンゼー・アンド・カンパニーにて主にヘルスケア業界の戦略コンサルティングに従事後、2015年2月より株式会社メドレーの代表取締役医師に就任。
オンライン病気事典「MEDLEY」、オンライン診療アプリ「CLINICS」などの医療分野サービスの立ち上げを行う。
◯大阪大学大学院医学系研究科統合医療学寄附講座 准教授 大野智先生
[ご経歴]
1998年島根医科大学卒業後、同大学第二外科(消化器外科)入局。2002年島根医科大学大学院にて医学博士取得。
その後、金沢大学、東京女子医科大学、帝京大学等を経て現職。
2005年より厚生労働省がん研究助成金研究班にて補完代替医療の研究に従事。2012年より日本緩和医療学会ガイドライン作成委員として補完代替医療分野を担当。
2013年より厚生労働省の「統合医療」に係る情報発信等推進事業にて『「統合医療」情報発信サイト』(http://www.ejim.ncgg.go.jp/)の作成に従事。
現在、朝日新聞医療サイト「アピタル」にて医療・健康情報の見極め方をテーマにコラムを執筆中。
「笑いでがんは治る」と聞いて皆さんはどう思われるでしょうか。 パッチアダムスが先導しているホスピタルクラウンを筆頭に、笑いによってストレスが軽減される事を医学的に証明する動きが大きくなっています。 そこで今回は、長年医師として働かれたのち、子供の頃の夢を捨てきれず落語家になられた立川らく朝師匠より、笑いと健康についてみなさんと学ぶ機会を頂きました。
講演会「笑いの診察室 出張編」 立川らく朝師匠 5/21(日)15時30分~17時 →申し込みフォームはこちら
◯落語家・医学博士 立川らく朝師匠
[経歴]
昭和29年1月26日、長野県に生まれる。
昭和54年、杏林大学医学部卒業。慶応義塾大学医学部内科学教室へ入局。主として脂質異常症の臨床と研究に従事。慶応健康相談センター(人間ドック)医長を勤める。
平成12年、46才にして立川志らく門下に入門、プロの落語家として活動を開始。
平成14年、都内に内科クリニックを開設。
平成16年、立川流家元、立川談志に認められ二つ目昇進。
平成27年4月落語立川流真打トライアルにて優勝、10月真打昇進。
現在、健康教育と落語をミックスした「ヘルシートーク」、「健康落語」、「健康噺」、「健康一人芝居」という新ジャンルを開拓。マスコミなどで評判となり全国での公演に飛び回る毎日。また「健康情報を笑いを交えて提供する」というコンセプトで全く新しい講演会を精力的に開催。
Last updated: 2017年 5月 14日